配当金管理に苦慮していました。様々なツールを試し、自作もしました。
失敗例をまとめます。最後に私がたどり着いたツールも紹介します。
【私の要求】
〇 証券口座と連携しなくてもいい。ポートフォリオを反映すると、即時に配当金をビジュアル的に表示してくれる。
【自作ツール系】
1.EXCEL365のデータタブにある「株式関数」で独自のポートフォリオを構築。こちらは現在価格、高値等いろいろ自動で取ってきてくれますが、唯一のネックは配当金が取得できないので、あきらめました。
2.Googleスプレッドシート
オンラインのGoogleFinance関数でかなり詳細なデータまで取得できますが、配当金取得が無理のため、あきらめました。
3.YahooFinanceとMorningStarからスクレイピング
上記2つのサイトから必要情報をスクレイピングするEXCEL VBAを作りました。1年間ほど運用しました。スクレイピングする時に、画面の特定の場所(配当金表示される場所)から情報を抜き取る必要があります。Yahooさんのレイアウトが変わるたびにメンテナンスが必要で、面倒くさかったです。また、例えばYahooFinanceの場合、下図の通り、ETFと個別株の表示する位置が微妙に異なります。タグ名も違います。メンテが発生する時に、2倍工数がかかります。1年間やってみましたが、あきらめました。
個別株(MO)の配当情報の場所
まずは日本のWEBサイトツールを試しました。
4.JUNI
下図の通り、全体資産の表示も含め、非常にわかりやすいグラフが揃っています。税引き前後の配当金の月別グラフもあり、非常に感動しました。
唯一の欠点は銘柄の反映方法です。下図のように手動で1つ1つ反映するしかないです。たくさんの銘柄を買っているので、毎回1つ1つ反映するのが億劫であきらめましたが、今後バルクインサートみたいな機能があれば、使うつもりです。
・Simply Safe Dividends
・Finbox
・DivTracker
上記の配当管理ツールはどれも非常にきれいなグラフを備えていて、試し版としては申し分がないですが、欠点は無料版は銘柄数の制限があります。配当の可視化に毎月10ドル課金するメリットを感じないため、あきらめました。
上記の配当管理ツールはどれも非常にきれいなグラフを備えていて、試し版としては申し分がないですが、欠点は無料版は銘柄数の制限があります。配当の可視化に毎月10ドル課金するメリットを感じないため、あきらめました。
生き残りは2つあります。
6.Propelorといツール
1つずつ手動で銘柄を追加しなければいけないのはJUNIと同じですが、入力画面がとにかくシンプルです。キーボードのみで早く入力できる点はJUNIより優れています。また、配当金に特化する管理ツールのため、余計な情報があまりないです。複数のポートフォリオも対応されています。
最後は一番おすすめの配当金管理ツールです。
7.TrakyourDividendといツール
・バルクインポートに対応されています。このフォーマットでCSVデータを作ってUploadすれば瞬殺です。普段すべてのポートフォリオをMoneyForwardで管理しているため、このフォーマットがすでにできています。これは非常に楽で続けられています。
また、このWEBサイトツールはFreeでもHoldingsが上限なしで助かっています。
それ以外、未来のシミュレーションなどいろいろな機能があるため、今まで使っているツールの中で自分のニーズに一番Fitしています。
【過去分】
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