MoneyForwardのFPにお金の相談をした件

 


 中華社畜はMoneyForwardプレミアム会員です。長年、家計簿のみでなく、資産管理も愛用しています。クレジットカード、銀行口座、証券口座等ほぼすべてを連携しています。よく心配されるセキュリティーは6年間の経験で言うと個人的には問題ないと思います。なんせ証券口座も銀行口座も2重認証以上あるし、本当に最悪の最悪の場合1つのPasswordが流出されても、もう1つは入れていないので大丈夫かと思います。

 6年間でWeb版もApp版もほぼすべての機能(予算含め)を使っています。ただ、「確定申告」と「お金の相談」はまだ使っていなかったです。「確定申告」は外国税額控除等対応できると思わないので、これからも使わないでしょう。「お金の相談」は最近無料相談があるとわかって、やってみようと思いました。下記はMoneyForwardの相談項目です。

 主に相談したいのは「資産運用」と「節税関連」ですが、「家計」もついでにやってもららうようにしました。
 事前に家計簿のデータ連携をしたら、より効率的に行われると思い、データ連携しました。場所はカフェと約束しました。当日やってきたのは40代後半の男性の方でした。当日の内容の要点をまとめます。
 1.事前の家計簿データ連携がまったく意味なかった(自分のグループ分けのせい)
 私はプレミアム会員を使っているため、MoneyForwardの複数グループ機能も利用しています。投資のグループと家計グループに分けて管理しています。しかし、データ連携がすべていったため、金額や入出金が合計で表示されてしまいました。家計グループ単体なら、入出金記録がまともですが、証券グループだと、SBI銀行のドル転とSBI証券の入出金記録はかなりの件数になっているため、合計で見ると何がなんだかわからない状況でした。例えば7月は「月400万円の支出と350万円の収入」のようにFPに行っているようでした。

 2.家計簿診断
 実際の家計簿データをその場で見せて、診断してもらいましたが、なんと問題なしと言われました。強いて言えば、食費がすこし高めぐらいでした。食費を削るのは妻を説得しないといけないため、あきらめています。

 3.節税関連
 ふるさと納税、保険等は毎年上限ぴったりでやっているため、特にこれ以上はないとのことでした。

 4.資産運用
 終身保険を薦めてきました。。。

 1時間ほど費やしましたが、正直あまり「これといった」アドバイスがありませんでした。最終的にやはり保険の営業につながるイメージが強かったというのが印象でした。MoneyForwardの数々のサービスの中の1つの無料サービスなので、これぐらいは妥当かもしれません。ただ、今回の件でFPという職業にはすこし興味を持ち始めました。仮にFPという職業の守備範囲が上記MoneyForwardの「相談内容」だとします。

 ①貯蓄
 ②教育資金
 ③老後資金
 ②はすこし学資保険の匂いがする以外、①と③に関し、純粋のアドバイザ業務になります。普通の金融リテラシーの家庭なら①と③を相談したくなるでしょう。①の貯蓄家計に関してはネット上ですでに情報が溢れています。大体、食費を削るか、格安スマホに乗り換え、通信費を安くするか、後は保険の見直し、教育熱心ママの教育費を削ったり、光熱費の節約ぐらいでしょう。FPの会社の専用シミュレーションツールが一番の売りポイントでしょうが、売上にはつながらないです。
 つまり①②③のアドバイスはあくまでサービスですかね。

 それ以外の「相談内容」を見ると、後ろに営業さんがいそうですね。
  ④投資
  ⑤保険
  ⑥住宅購入
 
 今回は結局投資と資産運用について「保険」を進めてきたため、かなりがっかりしました。それと「住宅購入」はFPに相談しますかね。背後に不動産屋がいる場合、サプライチェーンが長くなるだけです。いなかったら、専門性も疑われます。
 個人的な偏見かもしれませんが、どうしても「他の商品の営業」につながる場合はいろいろ考えてしまいます。たとえが合っているわからないですが、「終身保険」みたいなスキームですね。保険金を集めて、債券や株で運用することになり、「保険」という目的が分からなくなってしまっています。
 もし「FP」も「掛け捨て保険」のように明瞭会計があると逆に安心して相談できるかもしれませんね。こちらから進んでお金を払って相談するサービスがあるかなと思って、検索してみました。そうすると下記のようなサービスが出ました。やはりこの内容で5.5万円払う人がいますかね。。。
 
https://woman.excite.co.jp/hoken/consult-service/534#i-1

 定時後に行われる「残業削減会議」の感じが否めないです。 
 もっと下まで捲ってみると資産運用が3300円という「良心的」な値段が出ました。資産運用は当然お金を増やすほうのアドバイスです。本当なら、初めてとはいえ、家計簿診断より安いというのが信じがたいです。やはり「商品販売」につながるですかね。「S&P500のETFを買っとけ」というようなアドバイスだけなら3,300円は妥当な値段ですね。笑
 

 【個人的な結論】
 ①家計の最適化はFPのシミュレーションツールを利用するのがいいと思います。無料のネット上の物よりは見やすい、精緻な気がします。
 ②家計の最適化も資産運用も節税も自分の勉強も含める努力が一番でしょう。
 ③ある程度の規模になったら、資産運用も節税もはFPでなく、本当の投資顧問や税理士に相談すべき
 ④それと最後は好みですが、ネチネチと家計の支出を削るより、やはり収入の最大化に力を入れます。だって、そっちのほうが楽しいもん。

【過去分】

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