【超速報】アリババは大丈夫?杭州市トップが摘発される

 


 今から一時間ほど前(日本時間8/21の20時半)、中国共産党中央規律検査委員会が杭州市トップ(杭州市常任委員会書記の周江勇)を捜査しました。厳重な「規律違反」と「法律違反」に関与されると報道されました。ソースは下記政府のHPからです。
             
3つ追加説明します。

 1【中央規律検査委員会】
 
 上記はWikipediaよりですが、固い言葉が並べられていますね。要は汚職等を調査する専門部門です。偉い人が失脚する時、ほとんど「中紀委(略称)」の捜査・摘発を受けています。

 2【書記】というタイトル
 周氏は「杭州市常任委員会書記」です。この「書記」ってなんぞやと思うでしょう。議事録の書記ではないです。その「機関」・「部門」のトップという意味です。因みに党の総書記は習氏です。慣習ですが、国のトップは総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は全部兼任しています。権力の頂点です。
中紀委HPより

 3【杭州市って?】
 北京、上海、深圳、広州はよく聞かれますが、杭州市って何県?の人が多いかもしれません。杭州市は浙江省という日本では県にあたる行政の県庁所在地です。そこにはアリババの本部がいます。Jack馬も以前周氏から何回か賞を授与されたことがあります。

 アリババは杭州市トップの納税企業です。今回の突然の事件がまだ何の違反・違法なのかわからないですが、ほぼ確実に失脚とみてもおかしくはないでしょう。アリババにも影響が出るのが目に見えています。
 
 ちなみに、先ほどもう少し調べたら、8/19(一昨日)元杭州市トップ2(副書記の馬暁)が「中紀委」に出頭しました。ソースは同じく「中紀委」のHPからです。
 なんかすごいですね。しばらくは静観します。
 最後、投資はやはり情報の入手が重要だと思います。中国関連の情報はあちこちの噂より、政府系サイトが一番です。政府がすごいメッセージをどんどん発信しているのに、無視している人が多いです。
 ここまで、読んでいただいた方へのお薦めはこちらを再度ご覧ください。
 ◆中央政治局会議要点解析!


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コメント

  1. BABA 残念なニュースになりそうですね。。。社畜様のお陰で心の準備ができます。涙

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