中華圏ビジネスニュース整理 ー 20210819

 中華圏で発生しているビジネスニュースをまとめて発信しようとしています。平日毎日を目指しますが、怠けることもありますww
 基本ファクトベースですが、「→」の後はコメントも記入します。

【テンセントが共同富裕のために9000億円投入】

 テンセントが8/18に500億元(9000億円)の初期投資で「持続可能社会の価値創造戦略」をスタートしました。具体的に低収入者の増収、農村部医療環境の向上等がメインテーマになります。
 → これは先日政府が「貧富是正せよ」という大命題を出したため、テンセントがすぐさま反応したんですね。実にすばらしい!


【百度が無人運転プラットフォームリリース】

 百度(BIDU)が正式に無人運転の「萝卜快跑」をリリースしました。
 → BIDUにはAPOLLOという自動運転技術がありますね。それが中国の各地で試験されています。どこまで広がりますかね。技術の進歩が確実だが、法整備と地域環境の整えが不可欠だと思います。

【百度:AIチップ】

 百度(BIDU)は自主開発の2代目「崑崙AIチップ」が量産を実現できたと発表しています。7nmプロセスです。このチップはすでに多数の国産OS(麒麟等)やディープラーニングのフレームワークとの連携をしているとのことです。また百度がスマートTVにも参入しようとしていて、先行に86インチのスマートテレビをリリースすると発表されています。
 →7nmはトップメーカーと比べると遜色していますが、着々と進んでいますね。

【ライドシェアのマージン上限】

 中国国土交通省がライドシェアプラットフォームがドライバから吸い上げるマージンの上限を設けると発表しています。
 →具体的にどれぐらいなのかはまだ不明ですが、今の各社のマージンが高すぎるというのがメッセージでしょう。そういえば、日本のコンビニも似たようなスキームですね。商品仕入も売上もフランチャイズ店に帰属するが、本部がプラットフォームとサービス提供でロイヤリティを自分の売上としています。オーナーが30%~43%のマージンを支払っているといわれています。自分で経営していないですが、結構高そうですね。

【学習塾が幹部を首】

 字節跳動(TIKTOK親会社)の関連会社「字節教育」がコア幹部を首にしました。財務問題や採用フロー違反等が発端だそうです。

【NIOオーナー】

 NIOが最近マイナスニュースが相次いでいます。先日一人の企業家(31歳)がNIOを運転しました。そして事故にあい、命を失いました。その後NIOオーナー500人がNIOのNOP/NPシステムに対する「聯合声明」を出しました。
 →ここまでが予想内な出来事ですが、
 その他の千名あたりのオーナーがこの500名の「聯合声明」に対し、反対すると言っています。
 →う~ん、NIOのファンクラブ戦略がいいか悪いかよくわからなくなりました。やはり車作りに集中してほしいですね。インターネット企業の癖に染まってしまっていますかね。

【英語教育塾が90%リストラ】

 アッカソーという英語教育塾が90%の職員をリストラしています。3000人ほどの本部機構の2700人ほどの人員がすでに離職しました。
 →大激動ですね。トップデザインにより、下の実行力も半端ないですが、末端の行く末が気になります。

【テンセントが13%成長】

 テンセントが2QのIRを発表、売上13%増の340億元となりました。特にファイナンス部門が40%増となりました。Wechatのアクティブユーザが12.5億でした。

【過去分】

【お願い】

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コメント

  1. アリババもどんどん下がりますね…
    まだまだ私も買い続ける予定ですけど(笑)

    いつも楽しみにしてますので、ブログ更新がんばってください!!

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